ネット古本屋「深夜の鰐」徘徊日記

深夜に読む本、深夜でも読みたい本。 オンライン古本屋『深夜の鰐』の日常と、 本に関するあれこれ。不定期更新。

雑感

『悦ちゃん』ドラマ化。

冴えない作詞家の中年男に突然訪れた、
人生最大の「モテ期」。

・・実はそれは、亡き妻の忘れ形見、
10歳のお転婆娘が仕組んだことだった!


『みをつくし料理帖』に続くNHK土曜時代ドラマ第2弾は、
昭和の大衆小説家・獅子文六の代表作『悦ちゃん』の現代的
リメイク作品(とは言っても時代設定は昭和らしいですが)
とのこと。

主演の碌太郎役はユースケ・サンタマリア、その娘のタイト
ルロールの悦子役に平尾菜々花。悦子が慕うデパートガール
に門脇麦。なるほど、いい感じですね。


土曜時代ドラマ『悦ちゃん』

【放送予定】
2017年 7月15日(土) スタート<連続8回>
総合 毎週土曜 午後6時5分から6時43分 <38分>
【出演】
ユースケ・サンタマリア/平尾菜々花
門脇麦、石田ニコル ほか

【原作】獅子文六「悦ちゃん」 
【脚本】櫻井剛
【演出】大原拓 清水拓哉
【プロデューサー】家富未央
【制作統括】落合将
【制作予定】2017年5月から8月収録予定


冒険小説

冒険小説・スパイ小説 (111)
ガイドブック (8)

【海外作家】 (12)
ジョン・ラング/デイヴィッド・マレル/トニー・ケンリック
コリン・フォーブス/ルシアン・ネイハム/ハロルド・ロビンス
ラムラス&シェイナー/フレデリック・フォーサイス/
マイケル・バー=ゾウハー/セシル・スコット・フォレスター/
リチャード・ジェサップ/ケン・フレット


アリステア・マクリーン (1)
ジャック・ヒギンズ (6)
ギャビン・ライアル (3)
トレヴェニアン (2)
クレイグ・トーマス (2)
クライブ・カッスラー (2)
ディック・フランシス (3)
ハモンド・イネス (1)
デズモンド・バグリイ (1)


『インディ・ジョーンズ』シリーズ (15)
『007』シリーズ (5)
『奪還チーム』シリーズ (2)


【日本人作家】 (29)
西村京太郎/矢野徹/佐々木譲/富樫倫太郎/荒俣宏
笹本稜平/鳴海章/柘植久慶/田中光二/岡本好古/
小栗虫太郎/末浦広海/東郷隆/真保裕一/景山民夫
武田泰淳/木内一裕/樋口明雄/横山秀夫/松浪和夫
伴野朗/ 斉藤純/有川浩


船戸与一 (7)
谷恒生 (1)
柳広司 (1)
福井晴敏 (3)
山田正紀 (2)
狩野あざみ (5) 

小樽文学館に行ったり、長話したり。

2月11日(土)、一年ぶりの小樽。
小樽文学館で開催している伊藤整ミニ展示と古本市へ。

地元ゆかりの作家・伊藤整の詩集『雪明かりの路』に
ちなんだ街イベントの一環で毎年やっている企画。
通年で、自筆原稿や写真や著書の展示はされているのだけど、
まぁとりあえず折角行くなら、この日にだよね、という感じ。

古本市はわりとレアな本が激安で買えるのだけど、
札幌からの交通費で足が出るので、まぁ気分の問題かな。

館内に伊藤整の仕事場を再現したコーナーがあるのだけど、
ここの雰囲気がすごい好きで(ほぼ憧れに近い)、
何の企画を観に行ってもここで、ぼんやりするのが、
定番の楽しみだったりする。落ち着くのです。


あと、来る度に気になっている詩人・左川ちか。
「道」より「路」がイイねと、君が言ったから
はじめての詩集は『雪明かりの路』(「サラダ記念日」風)

で、おなじみの整の親友・川崎昇の妹で、知る人ぞ知る詩人
なのだけど、ちょっとシリアスで切実な感じの詩が印象的な人。
まとめて読んでみたいのだけど、どこかで詩集復刻してくれ
ないかな…(数年前に出たらしいけど、部数が少ない上に高
いので古本的にもレア…)


買い込んだ数冊の本を手に、ちょいと歩いて、
小樽の古本屋・博信堂さんへ。
小樽の催事でご一緒して以来、顔見知りになったものの、
しばらくご無沙汰していたので、挨拶も兼ねてお店に。
古本屋の日常の話から、諸々の批判や悪口まで、長話。
帰りに文庫一冊購入(あまり買えなくてすいません…)。


その後、以前勤めていた職場に立ち寄る。
詳細は省くけれど、どうにも以前から腹に据えかねることが
あり、ことの経緯の説明を訊きつつ、言葉を選びながらクレーム。
人として筋を通しましょうよ、と。こういうのはどっと疲れる…


消えかけの雪灯りを横目に帰路に着く。次はいつ来れるかなぁ。

2017年…

更新サボっている間に、年が変わってしまいました…
もう2月ですね。
とりあえず、まだ生きています。
まぁいろいろあって、いろいろ大変ですが。

本年もよろしくお願い致します。



オンライン古本屋 深夜の鰐(しんやのわに)
http://nocturnalbooks.cart.fc2.com/

本棚に赤い背。

「赤背」でおなじみ、片岡義男の角川文庫です
が、最近古本屋でめっきり数を見なくなりまし
た。一番好きでよく読んでいる『5Bの鉛筆で
書いた』までをとりあえず揃えようと決めてか
ら、コツコツ探しはじめていたのですが、近年
の片岡義男再評価の流れからか、一時期と比べ
ると明らかに古本屋の棚から激減していて、片
岡「赤背」コレクターとしては、なかなかキビ
シく、かつ寂しい状況です。
…思わず、後回しにしていた「新潮の青背」や
ら「コバルト文庫」に手を出したりして。
my片岡赤背コレクション
で、数が増えないときは読むか並べるか(!)
するしかないので、まぁとりあえず並べるわけ
ですが(笑)、そうするといろいろ気がつくこ
とがあるので、ここではそんなお話をしたいと
思います。

ロングセラーであればあるほど、重版再版な
どで装幀にバリエーションが生じるもので、そ
れは角川文庫の片岡作品も同様です。わりと知
られているのは、前期・後期で大きくデザイン
フォーマットが違う点。新旧のバージョンがあ
るといった方がいいかもしれません。これは、
「赤背」収集の基本ですね。例として『ロンサ
ム・カウボーイ』を観てみましょう。
装幀の違い(前期/後期)
(※2冊ともうすらぼんやりしていますが、これは
保存用にパラフィン紙でカバーをかけているから)

画像(右)、タイトルを挟んで上下に写真がレ
イアウトしてあるのが旧バージョン。(左)写
真一枚のみなのが新バージョン。
確定的ではありませんが、1982~83あたりで
新バージョンに移行して行ったようです。ちな
みに『ロンサム・カウボーイ』は1979年初版
で、画像の旧本は1980年6版。新本は1985
年11版です。

この辺の時代考証学的なものは全バージョン
きっちり揃えたら自ずと明らかになるのですが、
そこはメディアミックスの先駆け・角川書店。
映画化になった『ボビーに首ったけ』や『彼の
オートバイ、彼女の島』などは新装幀版でも3
タイプあるし、ここでは触れませんが、初期作
品の中には旧装幀でも全く異なるバリエーショ
ン違いがあったりして、全容解明はなかなか大
変です。

さらに新装幀版のフォーマットそのものにも
実は前期と後期があるのです。『スターダスト
・ハイウェイ』を例に見てみます。
スターダストハイウェイ(新装幀後期)スターダストハイウェイ(新装幀後期)裏表紙
前期の新装幀カバーです。(手持ちの本は、
1985年14版)裏表紙にも写真がレイアウトさ
れています。で、後期になるとこうなります。
スターダスト新装幀後期スターダスト新装幀後期(裏表紙)
裏表紙は白いままになっています。(手持ちの
本は1986年 16版)ちなみにタイトル、著者名
のサイズも微妙に変わってます。おそらくはこ
の時期から順次マイナーチェンジされていった
ものと思われます。
いやはや、ここまで来るとさすがに「マニア
ックすぎるだろ!」とセルフツッコミしてしま
う事態です。ここまで集めないとコンプリート
じゃないの??みたいな。

ところが、さらに「赤背」の文庫のバリエー
ション云々を考えるこの記事の前提を揺るがす
ような事実も判明しています。なんと、最初期
の角川・片岡文庫は「赤背」ではなく「白背」
だったのです。
片岡義男(角川文庫)の白背
「角川の黒背」でおなじみの横溝正史本も最初
は白背だったから、さもありなんといったとこ
ろなのでしょうが、「片岡義男=赤背」の刷り
込みが強い身としては、なかなかに衝撃的。古
本屋で見かけたときは「焼けてんなぁ…真っ白
じゃん」とか思ったものです。(実際、均一コ
ーナーで日焼けして白っぽくなった片岡本も多
い)しかしよーく見ていただくと判るのですが、
タイトルの書体が全然違うのです(赤背はゴシ
ック)。今のところこの2冊しか手元にありま
せんが、もう何冊かは「白背」の片岡義男本が
あるはずですが、まぁ滅多に見かけません…

ひょっとすると、まだ知らない「何か」があり
そうでコワイですが(笑)、「赤背」収集の道
はまだまだ長そうです…   (2016.3.13)
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